『七瀬ふたたび』
を読み終えました。
これで七瀬3部作と呼ばれる
『家族八景』
『七瀬ふたたび』
『エディプスの恋人』
をすべて読んだことになります。
前にも書きましたが
これちゃんと時系列準に読めばよかったです。
私が読んだのは
家族八景
↓
エディプスの恋人
↓
七瀬ふたたび
の順です。
三部作とはいえ
それぞれテーマが違って独立しているといえばしているのですが
※ネタバレ※
テーマは
家庭(家族)
↓
国家(というか世の中?)
↓
神(世界?)
七瀬の変化だったり
テーマの大きさというか展開として
やはりちゃんとした順番で読むべきですね。
衝動買いの弊害。
でもなかなか楽しめました。
この三部作で一番好きなのはどれか
と考えると私の場合は
『家族八景』
でしょうか。
バンドやらなんやらでなんでもかんでも
「やっぱファーストだよな」
「初期衝動がむにゃむにゃ」
とかいう人と同様の心理でこう考えているわけではありません。
単純に
人の描きかた
人の心理の描きかたが一番好きですし
やはり家族というテーマはリアリティがあるなあ
と個人的に感じたからです。
これからも筒井作品にもっと手を出してみるつもりです。
なんだか読書ブログのようになってますね。
意図してそうしているのではなく
他に書くようなことをしていない
というのが実情です。
大いに不本意です。
もっと毎日をおもしろくしなければ。
ただこういう風に何か作品に触れたときは
自分なりに消化しなんらかの形にすることが
けっこういいらしいと聞いたので
これからも続けているつもりです。
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