スカイクロラシリーズの6冊
『スカイ・クロラ』
『ナ・バ・テア』
『ダウン・ツ・ヘヴン』
『フラッタ・リンツ・ライフ』
『クレィドゥ・ザ・スカイ』
『スカイ・イクリプス』
を読みました。
シリーズ通して特別に「これは面白い!」
と思ったわけでもないのですが
不思議と次々と手にとり読んでしまいました。
不思議な魅力を持つ小説でした。
常に孤独感が漂っていて
それが不思議と心地良かったです。
そもそも読書それ自体は孤独な行為ですので
小説は人の孤独を描くのに向いているように思います。
映画は劇場の中で人と共有するものですが(最近はそうでもないのかも)
本は自分と文字の世界があるだけ。
それゆえ、より自分に目を向けさせられる気がします。
シリーズすべての世界観は共通していますが
物語はすべて繋がっているような繋がっていないような不思議な話。
登場人物は同じようで違ったり
パラレルワールドなの?
と思わせるような思わせないような。
そして読み終わったあとは長い「夢」をみたような気分。
「キルドレ」たちと同じように少し記憶が曖昧になったような感覚。
久々にゆっくり別の世界に浸れてよかったです。
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