2011年4月25日月曜日

無印良品ブックカバー

無印良品のブックカバーを買いました。
正式名称は

ジーンズのラベル素材で作った文庫本カバー

¥315
すばらしい。

本当にジーンズのラベルの素材でできてます。
いちおう紙なのかな?

とても肌触りがよいです。
おかげて不思議と読書が捗るようになりました。

本の価値は中身にある
本なんてとっとと全部電子化してしまえ
くらいに思ってたのですが
撤回。
モノの素材感ってけっこう影響するみたいです。

これがあればいつでもどこでも
どんなに恥ずかしい本でも読めます。
ぐへへ。

2011年4月22日金曜日

レディ・ジョーカー

『レディ・ジョーカー』という小説を読み終えました。

この作品を知ったきっかけは
たぶん攻殻機動隊S.A.Cシリーズです。

攻殻の脚本を担当した方が
シリーズを考える際にこの作品を参考にした
とDVDのおまけ映像の中でおっしゃっていたような。
かすかな記憶ですが。
(攻殻を観ていた日の手帳の端っこに「レディ・ジョーカー」と書いてあるのでおそらく)

この作品は実際にあった
グリコ森永事件
という事件をモチーフにしています。

95年にグリコ森永事件のような企業テロが起こり
それに関わる人々を描いた作品です。

私は80年代終盤の生まれなので
実際のグリコ森永事件に接触していませんので分かりませんが
実際にあった事件をモチーフにしただけあって
とてもリアリティがあったように感じます。

大企業の中でのやりとり
警察内部の思惑
政治家や政治団体、暴力団のつながり
政官財の関係
などなど
これ現実じゃないの?
と思ってしまうほど綿密に描かれた作品で
とてもとても楽しめました。

登場人物も多数出てくるのですが
誰の思惑通りにならないといいますか
それぞれが参加し形成しているにも関わらず
誰にもコントロールできない
世の中の「システム」の怖さ
みたいなものを感じました。


攻殻が参考にしたというのはおそらくですが
企業テロとその模倣犯
それをコントロールし儲かる人々
などの設定でしょうかきっと。

攻殻の笑い男には
事件を起こす青臭い動機が存在しましたが
レディ・ジョーカーの犯人たちには
きっかけ(引き金)があるにはあるのですが
決定的な動機が存在しません。
僕はそこがリアルでとてもおもしろいと感じました。

世の中なにか大きな事件、残酷な事件が起こると
どうしても
「犯人はどうしてこんなことをしたんだろう」
と思ってしまいます。
しかしその中に本当に論理として説明できる
明確な動機があるものは一体どれほどなんでしょう。
きっとこういう風に
きっかけはあるが動機はない
みたいなことってけっこうあるのではないかなと思いました。
自分の過去の行動なども含めて。

世の中で起きてる色々なことが関係して
お互いに影響しあって
色んなものが積み重なって
それがピークに達して起こる
みたいな

それを端的に表すと
「なんとなく」
になってしまうのかも。

とても読み応えがあって面白い小説でした。

2011年4月21日木曜日

でも

ちょっと前に書いた文ですが
アップしてませんでした。



4月10日

高円寺で行われた反原発デモに参加してきました。

そもそも
正直なことをいうと僕はそれほど強く
「反原発」
というイデオロギーを持っているわけではありません。

すぐに止めるのはさすがに無理そうだけど
さすがにこんだけ大きい事故起こった(起こり続けている)んだから
今後今回の事故のリスクを考慮しての運営・建設のコストパフォーマンスを考えると
原発ってそれほどCPがいい発電方法ではないのでは?
長期的な視点で考えてこれを期にそろそろエネルギー政策転換すべきじゃね?
さすがに最終処理方法がいまいち確立できてない方法は
やはり世代間格差を今後作りかねないのでは?
ただちに原発の代替手段があるとは思えないけど
せめて原子力関連の開発に使ってる予算を
もう少し再生可能エネルギーの研究のほうに回しませんか?

ぐらいなものです。
ただこれも単純にカテゴライズしてしまうと
「反原発」
となってしまうのでしょう。

なので積極的に行動に参加するつもりはなく
そういった微弱な意思表示と並行して
ustreamの実験
写真の撮影
というのが本当の目的でした。
野次馬根性だと言えます。
ごめんなさい。



良かった点

やはり政治的な意思を
投票行動以外の方法で示すことも大事なのでは?
と常々思っていました。
やはり民主主義である以上国民が政治に積極的に関わっていくべきだと僕は思うのです。
今回の都知事選にしても投票率は50%以下
これってやはりよくないのでは
と思ってしまうのです。
ならば政治に関心がない人に
関心を向けてもらうには単純に
「選挙行け」
だけでは駄目だと思います。
ならば
「この問題をなんとかしろー!」
って街で有名人や知り合いなどが訴えていたら少しでも関心が向くと思うのです。
なので僕はもっと気軽にデモが行われる社会になったらいいな
と思います。
もちろん安全な方法で
出来うる限り他者に迷惑をかけない表現方法で
というのが前提です。
ただ表現というのは必ず誰かを傷つけてしまうものなので
せめてそれを自覚だけはしておくべきですが。

ただ今までの日本のデモでありがちだったのは
(僕の印象ですが)
どうしてもどこかの政治団体や
イデオロギーをもった集団が主催で
デモに便乗して自分の団体にとりこもう
としているような印象をうけるものばかりでした。

デモの争点となっているテーマについてはその団体と同じ考えでも
デモ行動を見た人にその団体と同じだと思われてしまうのは
正直嫌だという人も多いのではないでしょうか
少なくとも僕はそう。

そういった意味においては今回のデモは成功だったと思います。
もちろん右翼系の方やプロ市民
なんらかの特定のイデオロギーを持った団体の方もいらっしゃいましたが
今回のデモはそうではない方が多かったように感じます。
ただその裏返しとして統制が取りにくいという欠点もありますが。


悪かった点

指導者が不在であったためかバラバラ。
もちろん主催は素人の乱の方なので
ちゃんと存在はしていたのですが
なかなかルート通りに進まなかったり
参加者がルートを把握していなかったり
マナーが悪かったり
道の通行を塞ぐことになり
結果として警察や地元の方に
多大なる迷惑をかけてたように感じました。

ゆえに僕は興ざめして途中で抜けてしまいました。

しかしその後は比較的順調に行われたそうな。

もちろん予想外の大人数になってしまったことが原因だと思われますが
「超巨大反原発ロックフェスデモ in 高円寺」
と名づけて行うのであればもう少し管理・運営をしっかり行うべきでした。
「予想外の事故」が起きたことがきっかけで起こすデモなんですから
「予想外」という言い訳は使うべきではないと思います。
具体的な方法としては
参加者へのルートの周知や
他者へ迷惑をかけない注意事項の周知
地元の方への事前説明、事後処理など
でしょうか。


まとめると
デモという行動の可能性を感じつつも
その欠点も多く目についてしまった一日でした。


「悲劇から学ぶのは悲しいが
悲劇から学べないのはもっと悲しい」


今回の出来事から学び次につなげていって欲しいと思います。

僕もエネルギーのことだったり世の中のことをもっと勉強せねばです。


2011年4月7日木曜日

ずっとウソだったんだぜ

いろいろ賛否はあるかと思いますし
日本のエネルギー政策にも多様な意見があると思います。
それを踏まえた上でも僕はこの行動は素晴らしいと思います。


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