2010年12月31日金曜日

今年観た映画



とうとう2010年も終わってしまいますね。
長いようで短かったような
短いようで長かったような。
今年一年で私はどれだけ成長できたのでしょう。
分かりません。

大学に入ってから時間が作れるようになり
割と映画をたくさん観るようになりました。
ただ見るだけではモッタイナイので
いつも手帳にチョコチョコと感想やらなんやらをメモっています。
ということで今年観た映画をぶわっと書きます。

ポルノスター
UNCHAIN
髪結いの亭主
アラキメンタリ
トウキョウソナタ
おとうと
潜水服は蝶の夢を見る
チェンジリング
エターナルサンシャイン
マイブルーベリーナイト
Ray
クレイマークレイマー
君に読む物語
L.A.コンフィデンシャル
パンズ・ラビリンス
4ヵ月、3週と2日
ノン子36歳(家事手伝い)
インビクタス
復讐するは我にあり
サマーウォーズ
嫌われ松子の一生
許されざる者
千年女優
キングダム/見えざる敵
THE LONG SEASON REVUE
ハッピーバースデイMr.モグラビ
鉄コン筋クリート
ヨコハマメリー
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
秒速5センチメートル
カッコーの巣の上で
雲の向こう、約束の場所
AKIRA
グラントリノ
東のエデン 劇場版I The King of Eden
選挙
東のエデン 劇場版II Paradise Lost
フレンチ・コネクション
マンデラのある看守
タクシー・ドライバー
街の灯
ヒトラー ~最後の12日間~
空気人形
ガンジー
ブラインドネス
チェ 28歳の革命
チェ 39歳最後の手紙
モーターサイクルダイアリーズ
愛のむき出し
グラン・ブルー
カールじいさんの空飛ぶ家
カラフル
ヤング@ハート
ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD
SCARFACE
パーフェクト・ブルー
東京ゴッドファーザーズ
にくのひと
トイストーリー3
ほしのこえ
涼宮ハルヒの消失
ゴールデンスランバー
サイコ
インセプション
マッチポイント
あるいても 歩いても

の計66本でした。

せっかく学生という時間の作り易い身分ですから
もっと観ておけばよかったなあと思います。

観て分かる通り
「おいおいまだ観てなかったのかよバカタレ!」
というレベルのいわゆる名作も多いです。
そのなかでは
『街の灯』
『グランブルー』
には本当に感動しました。
名作と呼ばれるのにすごく納得しました。
こういう映画はずっと残っていくのでしょうね。

アニメ作品もけっこう観たようです。
ずっと前に
『パプリカ』
を観て
なんだこれはー!
とココロを動かされ夏休みに
『千年女優』
を観て完全に今敏監督のファンとなりました。
にも関わらず今敏監督は今年亡くなってしまいました。
とても残念です。
亡くなったあとに最期のブログを読み
そして
『東京ゴッドファーザーズ』
『パーフェクト・ブルー』
『妄想代理人』
などを観て改めて偉大な人を失ったと感じました。
『夢みる機械』
今監督のいない中制作は進んでいるようですが
素晴らしい作品になることを祈ってます。

その他の作品ですと
『潜水服は蝶の夢を見る』
『鉄コン筋クリート』
『秒速5センチメートル』
『空気人形』
『涼宮ハルヒの消失』
などはとても印象に残っています。

来年も引き続き多くの作品を観ていきたいと思ってます。
もっと時間がほしい。

2010年12月21日火曜日

美女と竹林

森見登美彦氏の
『美女と竹林』
という本を読みました。

登美彦氏と竹林に関するエッセイです。



森見登美彦氏とは
『四畳半神話大系』
のアニメをきっかけに出会い
そこからずっと魅了されています。
そのへんのことは前にも書いてますね
きつねのはなし


森見登美彦氏の作品の魅力は主に

とてつもなくくだらないところ

だと思います。

プロフェッショナルなくだらなさ

なのです!


森見作品を読んだことがある方なら
この文章が決して悪口や嫌味ではなく
正当な評価かつ最高の賛辞であることは理解して頂けると思います。

今回読んだ『美女と竹林』も
「森見登美彦氏の作品の中でも、無益さにかけては他の追随を許さない作品」
と登美彦氏自らがおっしゃるだけあって
とてもとてもくだらない作品でありました。
大学の講義中に読んでるとき(よい子は真似してはいけません)
ひとりで何度にやにやを我慢し奇妙な表情になってしまったか分かりません。


何か感動だとか価値観の変革だとか
そういった実益を求めてこの作品を手にとることはオススメしません。

あぁ
なんと無益でくだらない本をにやにやしながら読んでしまったのだ…。
…でも、そんな自分がちょっと好き☆
みたいな楽しみかたができる方におすすめです。

森見登美彦氏のブログも素敵です。

この門をくぐるものは一切の高望みを捨てよ

2010年12月20日月曜日

skype飲み会

今日は中学、高校の友達と集まって飲み会をしました。

もう卒業して4年も経つのにまだこうやって時々会ったりしています。
普段は特に会ったりしないのですが
年に1、2回は必ず会っているような気がします。
この距離感が個人的には心地良いです。

それぞれ大学生をやっていたり
社会人になっていたり
母親になっていたり。
いろんな生きかたがあるんだなあと思いました。

今回は初の試みとして
飲み屋にPCとモバイルwi-fiを持ち込み
・世界を旅してる友達(現在はエクアドルにいる)(blogはこちら
・ロンドンに留学している友達
のふたりとskypeで会話してみました。

こうやって距離を超えて顔を見て話せるなんて
幸せな時代に生まれたなと思います。


2010年12月18日土曜日

iStand

ゼミのみなさんと忘年会的な飲み会をし

プレゼント交換をしました。

僕はあんまりこういう経験がなかったので新鮮でした。

僕が頂いたのはこれ



はて?なんでしょう?


これはiStandというもの

吸盤の部分をiPhoneの背面につければ
iPhoneスタンドになるのです。

立ってる姿もなかなかかっこいいです。

しかし
iPhone以外にデジカメを持っていないので
iPhoneに着けて使ってるところを撮れません。
くそう。


こういう風にデザインと機能性を両立してるものって素晴らしいと思います。

iStandをちゃんと使ってる写真はこちらから

2010年12月13日月曜日

約束された場所で

村上春樹

『約束された場所で underground2』

という本を読み終えました。



これは『アンダーグラウンド』の続きに当たるノンフィクションです。
『アンダーグラウンド』は今年の夏に読みました。
その時のブログはこちら

『アンダーグラウンド』は
地下鉄サリン事件の被害者へのインタビューで構成されていましたが
こちらは今度は加害者側である(直接的な犯人ではありませんが)
オウム信者、元信者へのインタビューです。

『アンダーグラウンド』
よりもこの作品のほうがより事件の本質に迫っているように感じ
(表現が適切ではなかいもしれませんが)
私はより楽しんで読むことができました。

以前も書きましたが
一連のオウム事件はやはり

アタマがオカシイ奴らが起こしたテロ行為

ではないのだと思います。
もちろん一面的にはそうですし当時もそのように報道されていたようですが
本質、というか考えなければならないところは別にある
と改めて思いました。
オウム事件はなぜ起きたのか
この本を読んでまた少し分かってきたような気がします。
巻末にある河合隼雄氏との対談でも書いてあったような気がしますが
このままだとまたこういった事件が起きてしまうんじゃないか
と思います。
社会システムの問題
日本人の問題
そういった根本的な問題はまだまだ残ったままです。

僕がオウム事件に興味を持った理由は
ゼミの先生がオウム事件を扱った作品を作っていた
というのもありますが
もうひとつは、この事件の内容に触れるにつれ
僕はどちらかというと
「こちら側」の人間よりも「あちら側=オウム側」の人間に近いのではないか
と感じてしまったからです。

すいませんやや言い過ぎました。

しかしながらオウム事件の本当の怖さというのは
誰しもが加害者側になっていた可能性があった
ということだと個人的には思うのです。

なんでだか説明できるほどの能力が僕にはありませんが
映画『A』、『A2』や
この『約束された場所で underground2』を読めばなんとなく分かって頂けるかと。

ということでオウム事件に対する興味はまだ尽きていないので
最近発売された森達也氏の『A3』もそのうち読んでみようと思います。

2010年12月12日日曜日

一九八四年

ジョージ・オーウェルの
『一九八四年』
という小説を読みました。
原題は『1984』



メディア論という授業の中で

『1984』
『ニューロマンサー』

これは情報社会を描いた2つの重要な作品だ
情報社会を描いたこれ以降の作品は
ほぼ全てこの2つのどちらかのタイプに分けることができる(キリッ

と先生がおっしゃっていたので読んでみた次第です。

私はアタマがよろしくないので
昔から外国文学が苦手です。
原文を読んでるわけではないのに
なかなか言葉がアタマに入ってこないのです。
また登場人物の名前が覚えられない
人物や情景が想像できない
という理由もあります。
いやはやお恥ずかしい。

苦手なので無理せず楽しんで読もうと思い
ゆっくりと一ヶ月ほどかけて読みました。


結果からいうとこの作品はとても楽しめました。

オチがどうとか
表現がどうとか
そういう文学的なことはよく分かりませんが
この作品で描かれている情報社会
(書いてる当時はそんな意識すらもなかったのかもしれませんが)
がとてもおもしろく
妙なリアリティがありました。

『1984』
が書かれたのは1948年(ややこしいですね)※出版は1949年
その当時に想像した未来である1984年を描いた作品です。

世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシア3つ超大国に分かれ
「ビッグ・ブラザー」率いる党によって運営される全体主義国家オセアニアが舞台となっています。

政府によって検閲、監視される恐怖の描き方などから
冷戦中に書かれたというのが色濃く反映されているように感じました。
ただこの作品がいわゆる名作として評価されているのは
ただの反全体主義、反共産主義を訴えているだけではないからだ
ということだと思います。

ラジオ、電話、テレビといった情報機器が登場し始めた1949年に
ジョージオーウェルが
「情報技術の進歩によってどんな社会がやってくるのか…」
と空想を巡らせ考えた未来はこういう社会だったのか
と考えるとなんだか不思議な気分になりました。

今は2010年
インターネットも遍く普及して
iPhone使ってどこでもネットにアクセスしています。
このブログだってアナログとしての文章はどこにもなく
ただ0と1で配列された情報がネット上に存在しているのです。
なんだか不思議ですね。

ちなみに少し前に話題となった
村上春樹の『1Q84』
もこの作品の影響を受けているそうです。
早めに読みたいですが文庫化しないかな。
まだしないよな。

改めて



もうバンマスではありませんし
この機会にブログも辞めようかと思ったのですが
せっかくなのでちょっとだけリニューアルして続けてみることにしました。

どうぞよろしくお願いします。

2010年11月27日土曜日

iPhoneのイヤフォン



さきほど金縛りに遭い寝れなくなってしましました。

お久しぶりです。
ケーパースはもうすぐクリコンですね。
今回は4企画の計21曲。
3年のこの時期だというのにドラムばっかり叩いてます。
私はマルチタスクが苦手なので
様々なことを犠牲にしてしまっています。
まずいね☆

さてさて
私は普段
携帯電話はiPhone4を使い
DAPはiPod classicを使っています。



容量の問題などもあり基本的にはこのままで特に不満はないのですが
ちょっとしたの移動の際などに
わざわざiPod持っていくのもいかがなものか
と近頃思うようになりました。

実は以前からiPhoneのほうでも音楽を聴こうかなと思っていたのですが
iPhone4のケースであるアップル純正のBumperには
イヤホンジャックの穴が小さすぎて
普段使用しているイヤホンが入らないのです。
むむむ。
しかしながらBumperのフィット感がとても気に入っているので
他のケースにする気はさらさらありません。
iPhoneに最初から付いてきたマイク付きのイヤホンであれば入るのですが
音も好きではありませんし
私の耳の形に合わないのです。
ということで当時はあきらめていました。

しかしながら先日
机の中を整理していましたところ
ずいぶん昔に買った
apple純正のインナーイヤホンが出てきたのです。
(※注 現在発売されているバランスドアーマチュアのものではなく旧式です)

そのイヤホンは買った当初
全然低音でないじゃなイカ!
ダマサレタ!
ということでほとんど使用せず机の中のブラックホールに投げ捨てたのでした。

しかし改めてそのイヤホンを手にとると
apple純正ということもあり
ジャックの部分の大きさが小さく
Bumperの穴にも入るのです。



むむむ
これで音がよければ文句はない。
しかしながら低音でない
どうしたものか…

いろいろ試行錯誤
 ↓
解決!

その結果がこちら

爪が汚い!

イヤホンのキャップ?
シリコンの部分を他社製のものに変えてみました。
そうすると
なんということでしょう!
耳の中での位置が変わり
フィット感も向上
しっかり低音もでてなかなかバランスのいい音がするではありませんか!


そもそも私はこのイヤホンの持つもともとの性能を引き出せていなかったようです。
カナル型のイヤホンは耳の中での位置で大きく音が変わるので
もし
買ったけど音がいまいちだなあ
と思うイヤホンがありましたらキャップを変えてみることをオススメします。
最初から付いてる他の大きさのものに変えても改善しない場合は
他社製のものも試してみるとよいと思います。
メーカーにより硬さだったり形がずいぶんと違いますので

ということで最近は通学中は主にiPhoneで音楽を聴いております。
ただ容量は全然足りないので
すべての曲が入っているiPodも常にカバンには入っています。
結局荷物は減らないのでした。

2010年11月8日月曜日

夜明けの歌


学祭も終了
バンドも一時休止
とりあえず今までの生活にひと段落付けました。

とたんに風邪をひきました。

あらら。

学園祭3日間が終わり
その打ち上げも終わり
帰宅時に見た空が印象的でした。

2010年10月24日日曜日

タ○タティーノのキャラメル仕立て

部長の仕事の終わりも近付いてきました。
今後もこのblogを続けるかは未定。
ただこのペースですと自然消滅する可能性大w
まあ需要はないでしょうけどね!けっ!
コメントなくたって気にしないぜ!

個人的名盤
最後はCoccoの
「こっこさんの台所CD」です。

1.絹ずれ
2.the end of Summer
3.バイバイパンプキンパイ
4.愛について

これはちょっと普通のCDとは違うもので
『こっこさんの台所』
というエッセイ集と同時にリリースされたもの。
4曲入りですが普通のシングルとは違ったもののようです。

今調べたら

’春「絹ずれ」、夏「the end of Summer」、秋「バイバイパンプキンパイ」、冬「愛について」春夏秋冬それぞれの季節への想いを歌った新録曲4曲を収録。’

とありました。

そうだったのか…初耳。

http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/-/Discography/A009433/VICL-36534.html



これが気に入ってるの理由の75%は
3曲目の『バイバイパンプキンパイ』です。

この曲を最初に聞いたのは是枝裕和監督が撮ったCoccoのドキュメンタリー
『大丈夫であるように』
の劇中。
渋谷のちっさい映画館でした。
そこではツアーの中で曲が出来上がっていく様子が描かれています。
そのエピソードもまたいいのですが
それは映画を見てください。
映画観た直後からずっとメロディーがアタマに流れていて
発売が決まったときは
ようやく音源化されたか!
と思いました。



あとの25%は『絹ずれ』

という風に書くと「あとの2曲は捨て曲ってことか!」
と思われてしまうかもしれませんがそうではなくて
どちらも好きな曲。
でも上記の2曲がなければこの個人的名盤シリーズには選びませんでした。

『絹ずれ』を最初に聴いたのはたぶん
Coccoが数年ぶりにタモステことMステに出たときの演奏。
このときの演奏は本当に鳥肌が経ちました。
カラオケ&口パクが通常のMステで珍しい生演奏だったってこともありますが
歌のパワーが半端じゃなかった。
世の中の視聴者のみなさんがどう感じたかは分かりませんが
(毎回クソみたいなのしか出てない気がするからロクな視聴者いないとおもうけど…おっと失礼。)
「Coccoが全部持って行ってしまった」
と感じました。
そう感じたのは僕だけではないと信じたい。



僕がCoccoさんの曲が好きなのは
曲がそのもの好きなのではなくて
Coccoさんが歌ってるから好きなのではないかなあ
と最近思っています。
どんなに素晴らしい言葉でも
僕のように屈折した人間は嫌いな人が言ってたら感動しないし
むしろ嫌いになってしまいそう。
音楽に関しては音楽そのものが魅力的であれば人は気にならないのですが
Coccoさんに関してはちょっと違うかもしれません。

いや、でも曲そのものも好きかもしれませんw
論理崩壊!


2010年10月3日日曜日

アンプのつまみを全部フルにして

一気に更新すると一気に更新しなくなりました。
危うくひと月空いてしまうところでした。
更新頻度にムラをつけるというじらしプレイです。

大学3年の後期もはじまり
いろいろとむにゃむにゃなんでですが
そんなことは気にしない。
逃げろ!
大人になんかなるもんか!

最近は時間があるときに
itunesに曲を入れ直しています。
入れ直す目的はズバリ高音質化。



僕はたしか高校生の時からitunesを使っていて
200枚以上あったMDからipodに完全に移行したのもたぶん高2
そのころにitunesでデフォルトで採用されていたのが

AAC 128kbps

というビットレート。
当時は
「すげー!MDより音いいし一杯入るし曲選ぶの楽!」
とガンガン曲を取り込んでいました。
(そういえばそのときはまだ30Gのipod classicで足りていました。)
そして現在デフォルトになっているのは

AAC 256kbps

難しいことは僕もよく分かりませんが
簡単にいうと音質が2倍いいのです。
256で取り込んだ音源とその当時128で取り込んだ音源を比べて聴くと
印象が全然違います。
ダイナミズムだったり音の量だったり。
なのでせっかく160Gのipod使ってるんだし
どうせだったらいい音で聴きたい!
と思い256で取り込み直しているというわけです。



まだ当時はHDDの容量当たりの値段も高かったので
容量と音質の兼ね合いを考えるのは当然でしたが
HDDの値段が驚くほど下がった今となっては
容量を気にして音質を下げるのはちょっと変なのではと思います。

なので全部の音源をロスレスかWAVで取り込もう!
とも思ったのですが
自分のPCのスペックだったり全部やるのめんどくさあああい
などの理由で今回は延期しました。

現在大量のCDを持っている兄と同居しているため
いつでも取り込みなおせるからいいのですが
近い将来
兄が出ていく
もしくは私が出ていく
という場面は確実にあるので
その前にはやらねば
と今ふと思いました。

それまでにはPC買い変えて
どうせだったらもうMacにしてMobileMe使ってiPhoneと連動させて
なおかつOnkyoのND-S1とA-V5Lとか導入してスピーカーもむにゃむにゃ…

と現在バイトもしてないのに考えていたりします。
こうならないようにみなさんも注意しましょう。

2010年9月12日日曜日

どんなに弱くても 美しくなれる

個人的名盤第4弾は
AJICOのライブCD
AJICO SHOWです。



DISC 1

1. 青い鳥はいつも不満気
2. Take Five (原曲:Dave Brubeck)
3. すてきなあたしの夢
4. 美しいこと
5. 金の泥
6. GARAGE DRIVE
7. 毛布もいらない (原曲:「黒い宇宙」BLANKEY JET CITY)
8. 悲しみジョニー (原曲:UA)

DISC 2

1. 深緑
2. ペピン (原曲:「Pepin」BLANKEY JET CITY)
3. 歪んだ太陽 (原曲:UA)
4. フリーダム
5. カゲロウソング
6. ひまわり (原曲:Sherbets)
7. 午後 (原曲:UA)
8. 波動


AJICOはベンジーこと浅井健一氏とUAが一年間限定で活動したバンド。




UA(ボーカル)
浅井健一(ボーカル、ギター)
TOKIE(ベース)
椎野恭一(ドラム)




と今考えるととてつもなく豪華なメンバー
シングル3枚
アルバム1枚
ライブアルバム1枚
ライブビデオ1本
と発表した作品は少ないですがインパクトはなかなか強烈だったようです。
(私はリアルタイムでは聴いてないので)



AJICOの魅力は
なんというかその存在感と世界観だと思います。
力強くかつ繊細で美しい。
またなんとも説明しずらい。

音楽性はSHERBETSに近いと思いますが
(ベンジーが曲作ってるし)
でもやはりSHERBETSとは明らかに違うのです。

僕はAJICOのグルーヴ感と言いますか
音のうねりがとても好き
なのでそれが顕著に出ているライブ盤が名盤だと思ったのです。

トキエ姉さんと椎野さんが作り出すリズムの上で
ベンジーのギターと
UAの歌声が自由に踊ってるように感じるのです。

特にリズムが本当に心地よい。
なんなのだこれは。



生で見れなかったのがとても残念です。
でも個性の強いみなさんですから
一年間限定ってのが逆によかったのでしょうか。
しかしまたイベントとかで復活してほしいと密かに思っています。


「美しいこと」
「波動」
は本当に名曲。

「すてきなあたしの夢」は個人的に好き
「歪んだ太陽」が始まる前のセッションがすごい!

2010年9月11日土曜日

きつねのはなし

森見登美彦氏の
『きつねのはなし』
という小説を読み終えました。



私は森見登美彦氏の小説がとても好きです。
きっかけは恥ずかしいくらいに単純。
ノイタミナでやってた
『四畳半神話大系』
です。



放送されてるアニメを毎週欠かさず観る
という習慣が基本的にはない私。
(ただし『けいおん!!』を除く。)
たまたまテレビをつけたとき
怒涛のごとく投げつけられる無駄に膨大な情報にやられてしまい
(あと明石さん)
さっそく原作を手に入れ
森見ワールドにハマっていったのでした。

今まで読んだのは
『四畳半神話大系』
『夜は短し歩けよ乙女』
『太陽の塔』
『有頂天家族』
です。
『四畳半~』、『太陽の塔』のように
腐れ大学生の話を書かせたら登美彦氏の右に出るものはいません。
とてもとてもオモチロイのです。

『四畳半~』を読んで
ダメ大学生でいることが少し誇らしくなったと同時に
(よくないですね)
なんとなくつまらないこと気にしてた自分がバカらしく思えて
なんだかすっとしたのを覚えています。

そういう経緯で読んだ『きつねのはなし』
これ書いたのホントに登美彦氏?
と思ってしまうくらい他の作品とは違ったものでした。
文体といい雰囲気といい全然違う。
黒髪の乙女は?
乳は?
詭弁論部は?
樋口師匠は?
無駄に豊富な語彙で話をオモチロおかしくするいつものユーモアはどこへ?

『きつねのはなし』
はいわゆるホラーでした。
でもこれはこれでけっこう好きでした。
丑三つ時に読んでトイレに行くのが億劫になるくらいドキドキもしましたし。

なんというか登美彦氏は多才ですな。
京大農学部出身で小説家
あんなにユーモアに溢れる作品も書ける。
ブログもオモチロイです。
ちょっと前に結婚もしたそうですし
大江アナと写真も撮ってたし。

くそう
うらやましいぞ登美彦氏!

登美彦氏にひとこと言いたい。

明石さんという超絶的に素敵な女性を生み出してくれてありがとう!




2010年9月10日金曜日

clambon 2010★SUPER★STAR★

9月5日

急遽兄に連れられクラムボンのライブに行ってきました。
場所はよみうりランド。

7月22日に行った中野サンプラザのライブのときに
この日のライブのことを知ったのですが
お金もなく予定もどうなるのか分からない状態だったので
今回は見送るつもりだったのですが
兄が同行する予定だった方の都合が悪くなってしまったらしく
予定が空いていた私が行くことになりました。
ちなみに予定していなかったためチケット代は兄に立て替えてもらっています。
親にも借金をしていますので多重債務です。
あわわ。

よみうりランド
無知で無恥な私は東京ドーム周辺の施設のことだと勝手に想像していたのですが
全然違いました。
とてもお恥ずかしい。
そっちは後楽園ですね。

京王線で
京王よみうりランド駅に向かい
そこからゴンドラでよみうりランドに向かいます。

割と時間に余裕を持って向かったつもりだったのですが
それなりの行列



会場はこのような感じ





とても広く解放感があります。
後ろのほうは芝生席となっておりました。

ライブは2時間と少し
ビール片手にシャボン玉吹きながら(配られた)楽しみました。

野外ですし席も左寄りで音はあまりよくなかったのですが
そんなこと気にならないくらいとてもハッピーで素敵なライブでした。

個人的にはララバイサラバイ~バイタルサインの流れが非常にぐっときました。
特にバイタルサインは個人的に大好きな曲です。



この日も3人の感情の入り方が他の曲とは違いましたし(私はそう感じました。)
ミトさんの暴れっぷりも気合が入っておりました。

そして早着替えやテープ発射など
ツアーとは違った特別なライブとしての演出もあり
ラストは3人がステージ前方に座りRe-Folkrole
これも感動的でした。

クラムボンのライブはとても自然体なのですが
(といってもライブに行くのは2回目なんですけど)
この日はさらに自然体であったように感じます。

バリバリに気合い入れて衣装もメイクもバッチリ決めて
というバンドも好きですが
クラムボンのように飾らずにステージに立ち
自然と音楽が溢れてくるバンドも素晴らしいと思いました。








セットリスト

1. シカゴ
2. はなれ ばなれ
3.パンと蜜をめしあがれ
4. GOOD TIME MUSIC
5. Merry go round!
6.アンセム
7.Ka-Ka-KaLMa!
8.Tourist On The 未来'n
9.波よせて
10.便箋歌 
11.黄昏
12.ハレルヤ
13.ララバイ サラバイ
14.バイタルサイン
15.サラウンド
16.NOW!!!
17.KANADE Dance
En1.SUPER☆STAR
En2-1.Re-残暑
En2-2.Re-Folklore

2010年9月9日木曜日

むしろごはんがおかずだよ

合宿から帰った次の日
昼まで泥のように眠ったあと
私は所属しているバンド
CHARTREUSE
初めてのレコーディングを行いました。

レコーディングといっても
レコーディングスタジオを借りてエンジニアさんと相談しつつProToolsでむにゃむにゃ
といったキチンとしたレコーディングではなく
お世話になっているライブハウス
新宿ライブフリークのコンピレーションアルバムに収録させていただくためのもの。
そしてレコーディングもフリークで行いました。

○工程○

フリーク到着
機材のセッティング
(音作り、マイクのセッティングなど)
ベーシック(歌以外)を一発録り×数回
(最初はヘッドホンをつけたが邪魔なので外した)
それを聴きながら歌を録る×数回
歌のよくなかった部分(リズムやピッチ)を再録
(パンチ録音)
ギターソロ録音×数回
ギターダビング

という流れでした。
昼過ぎにライブハウス入りしてあっという間に夜になっていて
一曲なのに結構大変だと感じたのですが
スタッフの方からはスムーズにいった方だ
と伺いました。

我々CHARTREUSEは2人ですし
今回レコーディングした曲もシンプルなものだったからかもしれません。

凝ったバンドさん達ですと
ドラム以外はラインで繋ぎヘッドホンで聴きながらクリック(メトロノーム的なもの)に合わせて演奏
ドラムのOKテイクが録れたらそれに合わせてベース録音
微修正
ギター録音
微修正
ギターダビング
微修正

微修正
コーラス
微修正
という工程をとるそうです。
大変ですね。

私たちは荒さも売りだと思うのでそういうことはいたしません。
(言い訳)

いざレコーディングを体験してみると改めてプロの方たちのすごさを感じます。
とても根気が要る作業ですし
完成形が見えません。
そしてやればやるほど何がいいのかよく分からなくなって来ます。

あとデジタルは便利だなあと。
プロの方もこうやって誤魔化してるのか
と分かりそれはそれでショックでもありました。
パンチ録音という作業によって一小節や一音だけ録り直すことが可能なのです。
これ使えばミスの修正はいくらでも可能です。

ただ個人的に好きなバンドは一発録りが多いですし
技術的にそれができなかった時代の音楽を聴くとやっぱりすごいなあと思いまし
た。

ラフミックスのみ持ち帰りましたがとてもクリアーな音でした。
よくも悪くも。
もっと練習しなくてはと感じました。
いい機会でした。

11月にそのCDのレコ発ライブがありますのでよかったらいらしてくださいね。


お元気ですかマーコさん?

しばらく。
またブログを更新しないことに伴う背徳感を楽しむプレイをしておりました。

もはやこんなブログ誰も読んでないんじゃないか説
も出ていますがそんなことは気にしません。

一ヶ月近く書かなかったわけですから
書こうと思えば書けるエピソードが沢山ある
と言いたいところですが
そんなにありません。

まずケーパースの合宿がありました。
まあこのあたりのエピソードは
合宿に参加された方はご存知かと思いますので割愛。
差し障りのなさそうな写真で振り返ってお終いにします。















2010年8月17日火曜日

異臭を放った宝石

個人的名盤シリーズ
第3弾いきます。

タテタカコ 『そら』
です。


01. 夕立
02. 宝石
03. 女の子
04. 太陽
05. 赤い実
06. 傷
07. あの人

タテタカコさんとの出会いはいつだったかは分かりませんが
たしか兄に勧められて聴き始めました。
ちょうど映画『誰も知らない』が話題となったとき
同時に主題歌を歌ってるタテタカコさんに注目が集まったときでした。



タテタカコさんの魅力はなんといってもその歌です。
なんというのでしょうか
こんな歌聴いたことないのです。
ある意味無機質で童謡のようでありながらも
ちょっと怖い痛いような歌詞だったり。

『宝石』のなかで(おそらく)自分のことを

’誰も寄せ付けられない異臭を放った宝石’

を歌ってるんですが
そのパワーといったら。
ね。
ぐっときてしまいます。

この『そら』の音源も
基本的にはピアノと歌のみなので
その歌のパワーがビシビシと伝わってきます。
個人的名盤の中でもこの『そら』の良さが一番説明しにくいかもしれません。
昨日も書きましたが
彼女も何かこう
「歌うこと」と「生きること」が密接に関わっているように感じます。
まあミュージシャンはみんなそうなんでしょうけども。

まだ生でその歌を聴いたことがないので
なるべく早く聴きたいなあと思っています。
でもなんだか半端な気持ちじゃ聴けない気もする。


ちなみにこの曲は『そら』には入ってません。

2010年8月16日月曜日

ボン

先日14日は私の所属するバンド
CHARTREUSEのライブでした。

場所は一年ほど前からとてもお世話になっている新宿ライブフリーク
スタッフの方たちともそれなりに顔なじみになりましたし
もう音の感じにも慣れました。
個人的にはとてもやりやすい場所だと思っています。


これはヤンさんというアーティストの方が描いた店内のペイント
かっこよいですね。

この日の出演は

Spread Delusion
CHARTREUSE (←私たち)
cleansemania
brownee
Dubred

でした。

最初のSpread Delusionさんは
あまり好きな音楽ではありませんでしたが
(なのでどんな音楽だったかも上手く説明できない)
演奏はとてもまとまっていました。
ドラムがシンプルかつパワフルで個人的に勉強になりました。

2番手は私たちCHARTREUSE
この日の演奏はいまいちでした。
というかダメでした。
何がダメだったのかというのは
恐らく演奏している自分たち固有の感覚なのでなかなかうまく説明できませんが
なんというかこう「ガシッ」とかみ合いませんでした。
ふたりだけでやってるのにかみ合わないというのはいかがなものか。
日々精進。

3番目はcleansemaniaさん
こちらはソロの女性のピアノ弾き語りの方でした。
歌のピッチが不安定だったりいろいろと細かい事で思うことはありましたが
なんというか「歌」というものが生活の一部になっているというか
「生きること」が「歌うこと」と密接に結びついている方だなあ
という印象を持ちました。
そういう方はソロでやっている方に多い気がします。
私にはまったくない要素ですので少し憧れたり憧れなかったり。

4番目はbrowneeさん
個人的にはこの日のベストアクトでした。
私の貧相な音楽知識では
○○っぽいと説明することもできませんが
3ピースのバンドで日本語詞の歌がぐっと前にでてくる感じです。
ギターもかなり音数少なめでここぞというときに前にでてきました。
歌とベースがとてもいい!
ベースラインがとても心地良くそこでまた歌が活きる。
ベースレスの私たちはとてもうらやましく思いました。
また共演したいです。


最後はDubredさん
レゲエのバンドでした。
2010, One love Jamaica Bob Marley Songs day 優勝という経歴をお持ちだそうな。
なんだかよく分からいですがすごいですね。
ザ・レゲエという感じでした。
レゲエ全然聴いたことないので何とも書けないのですが
いわゆる最近のヤンキーがオーオー言ってタオル振り回す(偏見まみれのイメージ)レゲエではなく
ビーチで踊りながら聴くような感じの音楽でした。
とても心地よかったです。
お客さん一杯でうらやましかったです。
そういうシーンがちゃんと出来上がってるのでしょうかね。



この日はお盆とは言え
土曜の夜かつ電車が遅れていたため
iPhone折れるんじゃないかというくらい混み合っていましたが
なんとか終電で帰りました。

やはりライブというのは多大な経済的損失もありますが
とても勉強になりますね。

なんか私バンマスなのに音楽全然知らないw
知らないかつ分かってないですね。
後輩のみなさんはこうならないようにお気をつけください。

2010年8月8日日曜日

「あちら側」と「こちら側」

流行に敏感な私は時代に置いていかれないように
しっかりと夏風邪をひいていました。
そしてまだ治っていません。

先日

もう治ったなこれは。ぐふふ。

と思い
写真美術館に世界報道写真展を観に行きました。
http://www.asahi.com/event/wpph/

これは大学入ってから毎年行ってます。
相変わらず素晴らしかった。
今年は賞を撮った作品よりも個人的にはいいなと思う作品が多数ありました。

それとは別に個人的に気になったのは
少女にも少年にもみえる子どもの写真たち。
このご時世私の世代の人間がネット上にこんなこと書くと
ロリコンだとかショタコンだとか変な誤解を受けかねませんが
子どもから大人に変わる瞬間の人間って
男でも女でもない独特の雰囲気を持つ気がします。
この感覚は伝わるのでしょうか。
世間でロリコン、ショタコンと言われている(もしくは自称している)方たちは
ひょっとするとそこに魅了されている人たちなのかもしれませんね。
来年も行く。

そしてその後
自宅に帰ってからまた咳が出始め
体がだるくなってきたので早く寝ましたが
次の日起きたらまた熱が。
そうしてPoor Tomのライブ行けませんでした。
ナカムーごめんよ。
ジルバとの共演観てみたかったです。



村上春樹
『アンダーグラウンド』
読了。

地下鉄サリン事件の被害者に村上氏がインタビューしてまとめたもの。
オウム事件には個人的な興味があるので手にとったのでした。
正直インタビューが多くて読むのちょっと飽きました。
失礼極まりない話ですが。
ただサリン事件のことよりも
被害者の人生の背景がいろいろと書いてあって
そこがなかなかおもしろい構成だなと感じました。
年齢も出身も仕事も全然違う人々
それぞれ全く違う人生。
そこに共通してサリン事件があるってのはなんだか不思議な感覚でした。
インタビュー自体は情報量が多くきちんとアタマに入ってきませんでしたが
(でも資料としての価値はあると思う。)
最後にある村上氏のオウム事件の分析はなかなか読み応えがありました。

ありがちな意見ですが
オウム事件をリアルタイムで感じた世代の人間として
(たぶん小学校低学年でしたが社会の空気はなんとなく感じたはず)

アタマがオカシイ奴らが起こした一連のテロ行為

としてとらえるのではなく
日本社会において
オウム事件がどのようにして発生し
オウム事件は何をもたらしたか
考えること、考え続けることはけっこう大事なんじゃないかと思いました。

たまには真面目なこと書いちゃったりして。
でも本のこととか書くと馬鹿がバレてイヤですね。

明日はBBQ!

2010年7月25日日曜日

夏だな

apple wireless keyboard

というキーボードを購入しました。
音楽のキーボードではなくPCのほうです。
私が使ってるのはwindowsのノートPCなので
本来ならAppleのキーボードは必要ないのですが
これなんと

iPhoneで使えるのです。

すばらしい!



これとても便利です。
iPhoneで文字を打つときは
普通のケータイと違ってフリック入力という入力をするのですが
これなかなか慣れるまで大変。

(ただ慣れると普通の入力より早いし疲れない気もする)

画面を見ずに打つのは辛いし
なんというかこう感触がないので打ってる気がしないのです。

あと普通のケータイでも
流石に長文を打つのは辛いと思います。
なのでこれ。

iPhoneはGmailも同期できるので
これがあれば長文のメールを返信するのも楽です。
(まあ長文のメールなんてこないんですけどね!へっ!)

まあ買った目的は
ただ

デザインカッコイイ!スゴイ!

と思いたかったのと

授業中これでメモとればよいのかも

と思ったからです。

あとどこでもレポートとかが書けるかなあと。
でも授業中ちっちゃい画面見ながらパチパチやるのはちょっと恥ずかしいような気もします。
それにもうすぐ夏休みだから授業ないですしね。

これからこのキーボードでバリバリとブログ更新します!
というお約束はできません。