2011年1月31日月曜日

奴隷天国

以下コピペです。

746:H&K MSG-90(新潟県):2010/09/21(火) 13:11:03.06 ID:9mj0cMYk0

これが現代日本だ

2007/07/12 日本の労働生産性、先進国中最低
2007/09/28 年収200万円以下の給与所得者1000万人超す、2006年統計
2008/01/19 人材派遣会社の中間搾取30%超、厚労省調査
2008/02/27 貯蓄なし世帯、全世帯の20%
2008/06/16 日本の職場ストレスは世界一、米社調査
2008/07/22 労働白書、派遣増加と成果主義で労働意欲低下
2008/08/29 働く二十歳の約半数が非正規雇用
2008/09/02 有給休暇、日本の取得数は先進9カ国中で最低
2008/09/03 若者半数が違法労働経験、ほとんど泣き寝入り
2008/09/20 年収200万円以下の給与所得者1000万人超、2年連続
2008/11/07 全労働者の4割弱が非正規雇用、派遣は倍増
2008/11/21 若者の非正規雇用が急増、十代後半では7割が
2009/04/02 自殺者数が今年も3万人超え、11年連続
2009/05/01 厚労省試算、低成長なら年金制度31年度に破綻
2009/05/20 GDP成長率、戦後最悪の年率換算ー15.2%
2009/06/22 地方では未婚男性の半分が年収200万円以下も



747:H&K MSG-90(新潟県):2010/09/21(火) 13:11:24.98 ID:9mj0cMYk0

2009/07/24 企業内失業者が607万人に、経済財政白書
2009/07/25 正規と非正規で2.5倍の所得差、経済財政白書
2009/10/11 生活保護、7月は過去最多の124万世帯
2009/10/20 日本の貧困率は15.7%、先進国ワースト2位
2009/12/22 日本の労働生産性、OECD30カ国中20位、先進7カ国中最下位
2010/01/26 自殺者12年連続で3万人超す 09年
2010/02/11 国の借金、872兆円と過去最大に
2010/03/04 生活保護世帯、130万世帯を突破
2010/04/10 昨年度の全勤労者平均給与年収は300万未満、厚労省発表
2010/04/22 「成果主義」で信頼感や意欲低下、企業活力研究所
2010/05/13 自殺者数12年連続で3万超、若年層自殺率が過去最悪
2010/05/17 正社員雇用でもワープア拡がる
2010/05/24 退職強要「新卒切り」横行、無計画のツケを新人に



748:H&K MSG-90(新潟県):2010/09/21(火) 13:11:55.31 ID:9mj0cMYk0

2010/06/12 生活保護134万世帯で過去最多
2010/06/29 労働者の23%がワープアに、なお欧州は8%
2010/06/30 日本の人口当たりの自殺者数、OECD加盟国で二位
2010/07/24 ひきこもり70万人、予備軍155万人 内閣府推計
2010/08/10 国の借金が過去最大、遂に900兆円超す
2010/08/12 生活保護世帯が135万世帯で過去最多
2010/08/21 完全失業者349万人、長期化の傾向で一年超失業は118万人
2010/09/05 日本の一人当たりGDP、台湾に抜かれる






あれれーなんだか働きたくなくなってきたぞー?
そういうわけにはいきません。
ただ私たち若い人が変えていかねばね。


2011年1月30日日曜日

朗読者

なんだか更新が滞りました。
大学も始まり
すぐにテストやらレポートやらの季節になりました。
テストはいちおう非日常的なイベントでもありますが
結局はここのところ学校と自宅の往復のみで
割と毎日同じことの繰り返しなのです。
繰り返しにならないように生活を心がけたいものですね。
え?就活?



『朗読者』

という小説を読みました。
2008年には『愛を読む人』というタイトルで映画化もされた作品です。
それにしてもなんだか非常に残念な邦題ですね。
(原題はThe Reader)

これは自らの意思で手にとったわけではなく
メディア論という授業の課題です。
そして以下のような問題がテストに出題されました。


※ネタバレ注意です※


<ベルンハルト・シュリンクの小説『朗読者』の主人公のハンナは
なぜ恩赦が決まったのにも関わらず自殺したのか。
メディア論的な観点から自由に論じよ。>


という問題です。


『朗読者』の舞台は第二次大戦後のドイツ。
ミヒャエルの視点で物語は語られます。
ある雨の日、15歳の主人公ミヒャエルは体調が悪くなったところを名も知らぬ女性に助けられます。
その後ミヒャエルは数ヶ月病床に。
彼は回復するとお礼をするためにその女性を探し再会します。
それが36歳のハンナでした。ふたりはほどなく男女の仲になります。
少し経つとハンナはミヒャエルに本の朗読をしてほしいと頼み、それがふたりの習慣になりました。
しかし、ある日ハンナが突然姿を消します。
大学生になったミヒャエルは法律を学んでいました。
ある日ナチスの戦争犯罪に関する裁判を傍聴しに行くと、ハンナが戦争犯罪人として裁かれていました。
彼女は大戦中に強制収容所の看守をしていたことがここで明かされます。
ハンナは裁判の中で彼女が犯した罪よりも重い罪の容疑がかけられますが
彼女は抗弁しようとしません。
ここのでミヒャエルは彼女が「文盲」であることに気がつきます。
文盲であることが発覚するのを恐れた彼女は自らの罪ではない容疑まで認め
無期刑に処されます。
彼女が刑務所に収監されたあとミヒャエルは
『オデュッセイア』をはじめとした本の朗読を録音し彼女に送り続けます。
字を学んだ彼女から手紙は届きますが、彼は一度も返事を返すことはなく
ただひたすらテープを送り続けました。
そして十数年が経ちハンナの恩赦が決まりました。
そこで初めてミヒャエルはハンナに再会します。
彼はハンナの出所に向け様々な準備をしますが
出所の前日ハンナは自殺をしました。
遺書は残されていましたが自殺の理由は書かれていませんでした。


そんなお話。
こうやってまとめるとものすごく薄く見えてしまいますが
それはここのスペースと私の文章力のなさに起因したものですので原作に罪はありません。
僕はとても読み応えのある小説だと感じたので気になる方は手にとってみてください。
オチを知らないほうがきっと楽しめますがw

それでは例の問題です。

<ベルンハルト・シュリンクの小説『朗読者』の主人公のハンナは
なぜ恩赦が決まったのにも関わらず自殺したのか。
メディア論的な観点から自由に論じよ。>

あれ?ハンナ主人公じゃないくね?
という疑問は華麗にスルーしましょう。
きっと先生のかわいい間違いです。

ではハンナはなぜ自殺したのか。
きっと理由はいろいろとあってそれらが重なりあったものだと思います。
だいたい人間ひとつの理由で簡単に自殺なんかしませんよねきっと。
まず考えられるのが
・自分が戦時中に犯した罪の意識・自責の念
・出所したあとの生活の不安
・ミヒャエルとの関係
などなどだと思われますが
どの理由にもプラスして孤独があると思います。
また彼女は出所する前日に首を吊ったわけですから
ミヒャエルとの生活を拒絶したという意味合いも感じられます。

~中断~
んーもっとこう
「きっとこうだろうな」
みたいにいろいろ感じてることはあるのですが
うまく言葉にできません。
~再開~

そしてまた問題に戻ると
<メディア論的な観点から自由に論じよ>
とありますね。

ということはやはり
彼女が文盲であったこと
がキーワードになるかと思います。
というか他にメディア論的な要素はないかと。

自分以外の人の多くが持っているメディアを持っていない
というのはどんな感覚なのでしょうね。
そして
「文字」
というメディアはやはり大きなものだと思います。
文字が分からなければ
本も読めないどころか
切符も買えません(このエピソードもでてきます)
書類に記入もできません(これも
今だったらネットだって満足に使えません。
世界の見え方は確実に変わってくるだろうと思います。

文字メディアというのは
その発信者と受信者の間に直接的な関係がなかったとしても成立し
お互いを繋ぐことができます。
活字メディアなんか象徴的です。
例えば僕とこの作品の筆者と直接面識はありませんが
この作品を通して繋がっているわけです。
また世界中の人がこの作品を通して繋がっています。

しかし声メディアは
発信者と受信者の関係ありきのメディアです。
もちろん共通の言語であれば初対面であっても簡単な意思疎通はできます。
しかしある一定以上の質と量の情報を伝え合うには
お互いの関係性が非常に重要となってくるのです。
文盲の人が声メディアを失う(ハンナでいうと刑務所に入ること?)
というのは世界との関係が切れることと等しいのではないでしょうか。

ちなみに今調べたら世界の識字率は75%だそうな
うーむ。

ただ
ハンナは刑務所の中で新たな人間関係も築いていますし
字の読み書きを身に付け
手紙も書けるようになるし
本も読めるようになっているのです。


ならどうして?


友人のひとりは
「ハンナは文字を読めるようになったことによって逆に孤独を知ったのでは?」
と言っていました。
(文字の世界=発信者と受信者の関係がなくても成り立つ世界だから)
がこれも
「なるほど」とは思いましたが
これだ!
とまでの確信には至りませんでした。


ということで
僕は自分の中でもうまく答えが出せなかったので


この問題は解きませんでしたw


選択問題のひとつだったのでもうひとつの問題を選択しました。


ここまで書いといて何言ってんだハゲ!
と思われるかもしれませんが
しかし

答えは読んだ人の数だけある!
自分で見つけろ!

と書いておきたいと思います。
ごめんなさい。

ただこういう読んだ後のもどかしさ
というかモヤモヤ
って大事だと思います。
夏目漱石の『こころ』に通じるものがあるのでは?
と僕は感じました。

2011年1月19日水曜日

ニューロマンサー

以前も書きました
最近SF的なものに興味があるので読んでみました。



感想は

なんかよく分からなかった

です。
ドイヒーですね。
お恥ずかしい。

なんだか言葉もよく分からず
キャラクターもいまいち把握できず
ストーリーも上手く追えませんでした。

ただ唯一楽しめたのは
描かれてる街の雰囲気だったり
世界観。
ジャックインして電脳世界に飛び込んでいくところとかは
やはりテンション上がりますね。
『攻殻機動隊』や
『マトリックス』といった作品に
多大な影響を与えたという事実もとても実感できました。

ただ理解できなかったのは悔しいので
時間ができたらまたシッカリと読んでみようと思っています。

「SF的なもの」
なんでこういった書き方をするかというと
あまりにそういった作品を知らないため。
いわゆるSFってのが一体何を指してるのかよく分からないのです。
僕が想像してるSFがいわゆる世間で言われてるSFと違うような気がしてるので
的なもの
と言う書き方をして誤魔化してみました。

ちなみに僕が興味があるのは
『スターウォーズ』や『ET』のようなタイプのSF(宇宙もの?)ではなく
『攻殻機動隊』、『マトリックス』、『電脳コイル』
のような情報社会を描いた作品たちです。

やはりここ数年の間に自分の生活の中でインターネットが占める割合
というか情報そのものを意識することが多くなってきて
そういった作品たちに妙にリアリティを感じるようになったのが大きいのだと思います。
大学生になって自分のPC買ったり
twitter始めたりiPhone使うようになったり
もはやそれなしでは生活できなくなっています。
この感覚をうまく言葉にできませんが
そういった作品の中で描かれている情報社会は
遠い未来の話や別の世界での話ではなく
現在のちょっとした延長であるような気がひしひしとしています。

モバイル化?
ユビキタス?
クラウド化?
そうきたらそろそろ身体化?
なんだかわくわくしますね。

SFとか好きな方で
僕がおもしろいと思えそうな作品知っていたらぜひ教えてください。

2011年1月15日土曜日

フィルムカメラと七里ヶ浜

年末年始と家にひきこもりがち
かつ、部屋にひきこもりがちでした。
(だって寒いんだもん)

さすがにこれは如何なものか
と思いひとり鎌倉の方まで遊びに行きました。



このブログに書いたかどうか覚えていませんが
私趣味でときたま写真を撮っています。
大学1年のとき
祖父にフィルムの一眼レフを譲ってもらったのが直接的なきっかけではありますが
今思えばそれ以前から写真を好きになる気配はあったような気がします。

中学2年の時にオモチャのようなデジカメを買いました。
写真のブログなどもよく見ていた気がします。
高校3年の時は常に父のデジカメがカバンの中に入っていました。

というわけでこの日の目的も鎌倉の観光ではなく
ただ海の写真が撮りたかっただけなのです。

この日の装備はこちら


でっかいカメラは
Zenza Bronica SQ-Ai
着けてるレンズは55mmのやや広角のもの

コンパクトカメラは
Fujifilm Klasse S

ブローニーフィルムは
kodak E100GP
35mmのフィルムは
Neopan SS
Velvia 50

あと露出計です。

すべてフィルムカメラです。
今この時代にフィルムを使うというのは
不便ですしお金もかかりますが
やはりその欠点もまた魅力なんです。

今は殆どのメーカーでフィルムカメラの生産は止まっていますし
フィルムの生産もストップしはじめて使える種類もどんどん減っています。
これは悲しいことではありますが
需要も減っていますし時代の流れを考えると仕方がないことなのかもしれません。
しかしいいモノはこれから先も残るはず。
レコードだってまだなくなってません。

また考え方によっては
今はデジタルもフィルムもどちらも割と自由に使える幸せな時代なのかもしれませんね。
きっと5年後、10年後はもっと不自由しているような気がします。


江ノ電の七里ヶ浜という駅で降り
ぶらぶらと江ノ島のほうまで写真を撮りながら歩きました。













こうやって自然の中で
ひとりで静かに過ごす時間はなかなか貴重だと感じました。

2011年1月9日日曜日

eggshell

今までも何度か書きましたが
iPhone4のケースにはジョブズが無料で配ってくれた
apple純正のBumperを使ってきました。

参照記事

ミラクルフィットするし滑らないし
画面も保護してくれる
イヤホンの穴が小さく入らないイヤホンがあること以外に
まったく文句はなかったのですが
使っていくうちにゴムとプラスチックの部分から剥がれボロボロになってしまいました。

こんなふうに。

(いろいろ調べてみたところ同じ症状の方がけっこういる模様)

むむむ

無料でもらったBumperを改めて¥2900でまた買うのもどうか
などいろいろと悩み
結局は新しいケースに変えました。

egshell for iPhone4
というケースです。
http://tunewear.com/eggshell-iphone4/



いろいろ電気屋で触ってみたのですが
どうもシリコン系の妙に柔らかな素材感が苦手だったので
このようなハードなものを選びました。

とても気に入っています。
iPhoneはこんなに薄かったのか!
と改めて感動。
非常に美しくもはやエロスをも感じてしまいます。
またイヤホンの穴の部分も開放されているので
どんなイヤホンでも使えそうです。
満足。

しかしBumperのときのような弾力性はないので
落としたら美しきiPhoneの画面に決定的な致命傷を与えてしまうでしょう。
気を付けねば。

相変わらずiPhone以外のデジカメを持っていないので
装着している姿を撮影できないのが嘆かわしい。


そういえば
明けましておめでとうございます。
本年もこのブログをどうぞよろしくお願いいたします。