2011年3月29日火曜日

prints21

久しぶりに雑誌を買いました。



高校時代や浪人時代
大学入学当初はちょくちょく月に1~2冊は何かと雑誌を買っていました。
漫画雑誌、音楽雑誌、写真雑誌などなど
しかし若者の雑誌離れよろしくここ最近はめっきり雑誌を買わなくなってしまいました。

特に何か心境の変化があったわけでもなく
特別ライフスタイルなんかも変わっていません。
ただなんとなく欲しくなくなったというか。
きっと昨今の出版不況もわかりやすい特定の理由があるわけでなく
こうした「なんとなく」から派生してる部分も大きいような気がします。

僕だけだったりして。


今回買った雑誌はPrints21という雑誌
憧れのドラマー中村達也氏の特集だったので。

このPrints21
毎号ひとりの人物の特集で構成されていて
季節ごとにでるようです。

今までも
忌野清志郎
浅井健一
The Birthday
笠井爾示
の特集号を買っていました。

週刊誌だったり月刊誌だったりで
広告だらけ紙質はいまいち読み終わったら捨てちゃう
みたいな雑誌はもうきっと買わない
もしくは買ったとしても
読みたい記事とっておきたい記事のみスキャンして廃棄してしまうと思います。

こういう風に広告も少なめで
きちんと作られていて
作品といえるくらいのクオリティを持ったものはきっと
細々と買い続けていくような気がします。
ちょっと値段高いけども。

ただそういう雑誌に限ってすぐに廃刊になってしまうような…

やはり中村達也氏はかっこいいです。

2011年3月28日月曜日

攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D

26日公開初日に新宿バルト9にて

『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』

を観に行ってきました。
うーん名前が長い。



攻殻機動隊は押井作品を含めずっと好きで
この公開に向け改めて押井監督の
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
『イノセンス』
と神山監督のシリーズアニメ
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』
をここ最近観直していました。

『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』

内容は事前に知ってはいましたが
改めて観てもとても楽しめました。
攻殻機動隊は3Dと親和性が高い!

オープニングは完全新作映像
なのでものすごく3Dの奥行きといいますか
空間表現を強調していましたが
他のシーンはちゃんと3Dにはなっているもののそれほど強くはありませんでした。
奥行きはありますが違和感はない程度です。
いわゆる
視聴者の方にモノが飛んできたりするわざとらしい表現
がなかったのがとてもよかったです。
もともとが通常の2Dの作品なので当然なのですけども。

ただ電脳通信の場面はすごくリアルに感じました。
(SFなのでリアルというのも変だけど)
Twitter上の口コミでも
オフィシャルの宣伝文句でも言われていましたが
本当に自分が電脳化したような気分を少し味わえました。

アバターをはじめ、他の3D作品を観てないのでなんとも言えませんが
ひょっとするとセルアニメの方が3Dに向いているのではないか?
とも思ったり。
少なくとも攻殻機動隊の世界観
情報社会で人々の意思が電脳という形でつながった世界
は3Dでの表現がとても合っていると感じました。

3Dの劇場作品の\2000という価格設定には
ここ最近経済的に逼迫してる身としてちょっとむむむなんですが
個人的な思い入れも作用しとりあえず満足でした。

あと一連の攻殻機動隊作品を見直して感じたことですが
ようやく時代が追いついた
という感覚があります。
これは自分が最初に観たときにただ知識、教養が足りなかった部分も大きいとも思いますが
私たちの生活において昔よりも
「情報社会」
というものを意識できるようになって気がするのは僕だけではないはず。
そうでもないのかな?
少なくとも『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は
公開されたのが95年
インターネットが普及し始めたのもWindows95がスタートとも言えるので
公開当時は今ほどネットの概念は理解できなかったのでは?
たとえ理解はできたとしても体感として感じることはできなかったのではないか
と思います。
なんかズレてるかな?
その当時に観てみたかったです。
ただ小学生じゃ無理ですがw

時代が追いついてきた
は言い過ぎかもしれませんが
STAND ALONE COMPLEXなどの概念を含め
少なくとも僕にとってのリアリティは強くなってきたように感じます。

それにしても
『東のエデン』にしろ神山健二監督はやはり
社会問題などをエンターテイメントとして作品に取り込んで描くのが非常にうまいと感じました。
作品が完璧だとは思っていませんが(特に『東のエデン』)
時代への視点やテーマ設定は抜群だと思います。
すっかり神山ファンです。
これからも神山作品には注目していきたいです。




PS:
このブログ
記事によって一人称が「私」だったり「僕」だったりしますが
書いてる中の人はひとりです。
ただ単純に文章力がないだけです。
ごめんなさい。

2011年3月21日月曜日

パプリカ

筒井康隆氏の小説『パプリカ』を読みました。



私は先に今敏監督のアニメ『パプリカ』を観ていて
とても好きな作品なので機会があったら原作にも触れておこう
とずっと思っていて
先日ようやくブックオフで見つけたため購入しました。
すいませんお金がないのです。

簡単に書くと
とても面白かったです。
小学生みたいな感想ですが。

大変お恥ずかしいことに
私は筒井康隆氏の作品を読むのは始めてでした。

筒井康隆

なんとなくお名前の勝手なイメージから
なんというかこうとてもお偉い感じで
徳が高いというか
とても高尚で難しい感じの文学をやってらっしゃる方で
もうちょっとヒエラルキーの高い方向けというか
私のような下賤な者がその作品を手にとってとってはいけないのではないか
と思っていました。

読んでみて杞憂であったと分かりました。
とても読みやすかったですし大変楽しめました。

パプリカ
ちょっと残念だったのは
やはり今敏作品のイメージ
特に夢が現実の世界になだれ込んでくるようなシーンのイメージが強すぎて
文章から浮かんでくる脳内映像が完全に今敏作品の映像になってしまい
自由な想像と言いますか
純粋に文章から素直に浮かんでくるイメージが作れなかったことでしょうか。

まあこれは映像化された作品を観たあとに原作に触れるとしばしば起こることではありますが
それにしても今敏氏の映像イメージの強さに驚きました。

お話としてはアニメとはやや違うけど
そんなに違わないといいますか
うむむうまく説明できませんが
その登場人物であったり
その人間関係だったり
置かれた状況やその背景など細かいことはいろいろと違いますが
この作品のメインの魅力
夢と現実の交錯した感覚
というのはバッチリ同じだと思いました。

また今敏氏のほうのパプリカを改めて観たくなりました。

2011年3月19日土曜日

まあいろいろあるけど

こんなときにブログを書くのはどうなのかな
とも思ったのですが
幸運にも直接的な被害を受けてないので
だからこそなるべく日常に戻していくために
なるべく日常的な生活や行動を心がけようと思ったのでした。


昨日は銀座のアップルストアに行ってきました。
というのも
iPhoneの上のボタン
ロックボタン、電源ボタンが反応しなくなってしまったのです。



ここ最近の電力不足の中でできる限り節電をしようと思いまして
なるべくPCを使わないようにしようと思い
いつも以上にiPhoneを使っていたのも原因のひとつだと思われます。



その後よくよく調べたらノートPCの使い電力って実はとても少ないみたいですね。
高くても20W前後
部屋の蛍光灯40Wなんですが…。



このボタンが使えないと
画面のロックがすぐにできず
誤動作を起こしてしまうのです。
不便。

ということでなんとかすべくアップルストアに向かいました。

そういえば銀座のアップルストア
前を通ったことはありますが
中に入ったのは初めて。
やっぱりAppleという感じがしました。
ものすごくすっきりしててキレイですし
ものの配置やらなにやらシンプル
働いてるスタッフの方達も何か楽しそうに見えました。
Appleのポリシーみたいなものが体現されてます。

キョロキョロしてたらフレンドリーなスタッフの方に声を掛けて頂き
事情を説明
するとすぐに動作確認をしてくださり
本体交換
ということに。(無償です)

これはAppleでは定番の対応です。
昔iPodのイヤホンジャックが壊れたときも
メールを出したら即配達業者が受け取りにきてすぐに交換ということになりました。

詳しいことは分かりませんが
同じ製品を大量に生産し世界で売っている企業にとっては
ひとつひとつ修理して返すよりも
本体を交換という対応をした方がコストが安いのだとか
(ただその交換品は故障したものの修理したものだったり新古品だったりするらしいです。前に交換して手元にやってきたiPod classicはとてつもなくピカピカでしたけどね)

本体交換
ということでしたがここで店員さんから思わぬ言葉が。

「誠に申し上げにくいのですが…地震の影響で在庫が十分に確保できずすぐに交換は…」

何やら倉庫?が千葉県にあるらしくそこにある在庫が地震の影響でダメになってしまったとか。
在庫はゼロではないのだが
できれば画面が割れたり電話ができなくなったりという緊急の人を優先したいとか

なるほど。
分かりました。
しょうがない。
ということでまた後日入荷したら連絡をくれるということになりました。


それにしてもAppleのスタッフさんの対応はイケメンでした。
私もあれくらいのコミュニケーション能力を身につけたいものです。


父と話したところ(父はとあるメーカーに勤務)
父の会社の製品も地震の影響で
倉庫にあった在庫が崩れ
もちろん箱に入っているので大方無事ではあるものの
念のため故障をしてないかひとつひとつチェックしてから出荷してるんだとか。
他の多くのメーカーでも同じことが起きてるようです。

もの作りって大変なんですね。


早くこういった部分も復旧して欲しいと思いました。



最近はなんだか以前のように積極的には音楽を聴かなくなってきてるのですが
安藤裕子さんの「Japanese Pop」というアルバムをなんとなーく聴いております。
音がいいのでちゃんとしたヘッドフォンで聴くととても心地よいです。


2011年3月12日土曜日

生きる

久しぶりに



ということを意識しました。

ひとりでも多くの方が無事であることを祈ります。