森見登美彦氏の
『美女と竹林』
という本を読みました。
登美彦氏と竹林に関するエッセイです。
森見登美彦氏とは
『四畳半神話大系』
のアニメをきっかけに出会い
そこからずっと魅了されています。
そのへんのことは前にも書いてますね
きつねのはなし
森見登美彦氏の作品の魅力は主に
とてつもなくくだらないところ
だと思います。
プロフェッショナルなくだらなさ
なのです!
森見作品を読んだことがある方なら
この文章が決して悪口や嫌味ではなく
正当な評価かつ最高の賛辞であることは理解して頂けると思います。
今回読んだ『美女と竹林』も
「森見登美彦氏の作品の中でも、無益さにかけては他の追随を許さない作品」
と登美彦氏自らがおっしゃるだけあって
とてもとてもくだらない作品でありました。
大学の講義中に読んでるとき(よい子は真似してはいけません)
ひとりで何度にやにやを我慢し奇妙な表情になってしまったか分かりません。
何か感動だとか価値観の変革だとか
そういった実益を求めてこの作品を手にとることはオススメしません。
あぁ
なんと無益でくだらない本をにやにやしながら読んでしまったのだ…。
…でも、そんな自分がちょっと好き☆
みたいな楽しみかたができる方におすすめです。
森見登美彦氏のブログも素敵です。
この門をくぐるものは一切の高望みを捨てよ
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